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社会従業員とのかかわり

従業員の安全と健康の確保

持続的に成長を続けるためには、従業員の安全と健康の確保は重要なテーマの一つとなります。当社では持続的な成長と従業員の安全と健康の確保との両立を目指し、さまざまな取り組みを行っています。

労働基準の尊重

時間外労働、休日労働の上限規制をはじめ、労働基準法を遵守するとともに、職種を問わず、法で定められた最低賃金以上の賃金を従業員に支払っており、最低賃金が上昇した場合は改定しています。なお、2023年3月期において、重大な労働基準法違反はありませんでした。

また、役員および従業員全員の行動指針となる「マキタ倫理指針のガイドライン」において、セクシャルハラスメントやパワーハラスメントをはじめとするあらゆる種類のハラスメントの禁止を定めるとともに、定期的に従業員にハラスメントの禁止を周知し、入社時、監督者就任時の研修でも教育を行うなど、ハラスメントの撲滅に向けて取り組んでいます。

安全衛生活動

国内の各事業所で安全衛生委員会活動を行っており、毎年策定する安全計画を基に活動しています。労働環境の安全パトロール、各職場でのKY(危険予知)活動、ヒヤリハット活動等を実施し、委員会で報告、改善することで、より安全で安心して働くことができる職場づくりに取り組んでいます。2023年3月期に国内で発生した労働災害は22件で、うち4日以上の休業を要するものは3件となりました。安全衛生教育を徹底するとともに、職場内の危険を回避するための対策を講じることで、労働災害の防止に努めています。

  • 職場での具体的な仕事の中に潜んでいる危険を見つけ出し、その危険がどのような労働災害を引き起こす可能性があるかを洗い出すことにより、従業員の不安全行動および危険な職場環境を無くし、労働災害を防ぐ活動

心と体の健康支援

国内では、ストレスチェック、長時間労働者との面談や社内でのインフルエンザ予防接種の実施、暑熱対策として岡崎工場では当社製のファンジャケットの配布やウォーターサーバーの設置など従業員の心と体の健康の確保に全社的に取り組んでいます。ストレスチェックについては、職場別に結果を分析して、産業医から各部署の責任者へフィードバックを行い、職場改善を促しています。職場改善を積み重ねることにより、メンタルヘルスの改善に努めています。